3歳か4歳くらいの時、だったと思う。
当時6人家族でボロボロのアパートに住んでいたんだが、夜(時間は定かでないが家族がみんな起きていたので8時くらい?)になんとなく外に出てたんだ。
辺りはかなり暗くなっていて街灯が付いている。
そのアパートはちょっとした10段くらいの石段を登ったところにあって、その石段を降りていったんだ。
石段の前には車がやっと通れるくらいのコンクリートの道がある。
石段の前で立っていると20mくらい先の曲がり角から何かが走ってきた。
街灯で人ということは分かるんだが、よく見えない。
別に恐怖もなくなんとなくその走る人を見ていたんだが、距離が近くなっていき、その正体が分かった。
それはマクドナルドにいるピエロそのものだった。
そのピエロはずっと真っ直ぐを見つめていて、化粧の奥の表情が無表情で寒気が走ったのを覚えている。
驚きと恐怖で私は部屋にいる家族に興奮気味に話したのだが、だれも取り合ってくれなかった・・・。
今でも冷静に考えても、実際に見たとしか考えられないが誰に言っても信じてもらえないのでここに投下しました。