カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

無関心ほど怖い物はない

十年ぐらい前の話。 私が高校生の頃の事、試験前に一夜漬けで勉強していた。 すると夜明け前ぐらいに、「ぎゃああああああああああああっ!!」ってすごい獣みたいな叫び声がした。 驚いて窓を明けて外を見たけれど、別に変わった事は [続きを読む]
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うん、何か居るよ・・・。

私が学生だった頃の話です。 友人が親元を離れ、一人暮らしをすることになりました。 引越しの手伝いをし、そのまま泊りがけで飲み会をしようということになり、早速手伝いに行きました。 新居は古い木造アパートで、四畳半の台所と六 [続きを読む]
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以前の所有者は・・・

俺のうちは昔超貧乏で、欲しいものなんか何一つ買ってもらえなかった。 着てる服は近所の子供のお下がりだったし、おやつは氷砂糖だけだった。 そんな俺でも、義務教育だけはちゃんと受けさせてもらっていた。 ただし、勉強道具はすべ [続きを読む]
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食いちぎっていた

五年間、付き合った女性がおりました。 五年という月日は、今思えば長いようであり短い期間でした。 四年目が過ぎたあたりから、彼女は結婚を口にするようになりました。 付き合い始めた当初から、私も将来は結婚しようと言っておりま [続きを読む]
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”それ”が女性を殺した

つい最近の話。 資格試験の為に図書館で勉強してて午後7時半になったので帰宅。 図書館は駅から10分ほどの場所にあるが、人通りが少なくて空き地もちらほらある。 資料館も兼ねている為建物自体も昔ながらの造りで夜になると周りは [続きを読む]
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人柱を立てる習慣

『いわて怪談奇談珍談』という、岩手の地元紙・岩手日報が編纂した文芸書がある。 この本は岩手日報に寄せられた怪談・奇談を一冊の本にまとめたもので、その大半は如何にも民俗学の故郷である岩手らしく、人魂を見ただの、狐狸妖怪に化 [続きを読む]
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八尺様を閉じ込めた

今から20年前、ある女性が大阪の企業に勤めていた。 毎日続く激務に疲れ果て、そろそろ転職しようかと思っていた頃の話である。 その企業の社宅の女子寮というのが、山奥の骨董品のようなボロアパートだった。 かろうじてユニットバ [続きを読む]
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ルームミラーを逆にする理由

以前体験した話しだが、山梨県の峠を夜中走っていた。 当然反対側からは対向車が走ってくる。 その時ふと、「あれ、なんかおかしいな?」と違和感を感じた。 その違和感はその車だけでは無く、次の車もまた次の車にも感じた。 「なん [続きを読む]
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恐怖で退学を申し出た

宮城県仙台市のその高校は、空手が強い事で有名で頭悪くても空手が出来れば入学できる学校。 余談だが近くの自殺者多数の橋も有名。 空手部はボロい寮で生活する。 2、3年がインターハイで全員県外遠征、寮は1年だけ・・・と、なれ [続きを読む]