カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

見覚えのないプレゼント

少しだけ怖い話。 もう10年近く前のクリスマスイブに、アパートの集合ポストにプレゼントが入ってた。 キレイに包装されて可愛いリボンの付いたやつ。 贈り主に心当たりは無い・・・。 でもきっと、どこかで誰かがオレに惚れてるっ [続きを読む]
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女の中で果て死ぬ

何で読んだのかわからないが、恐ろしい昔話。 江戸時代の三大飢饉の中で最も甚大な被害を出したのは天明の大飢饉であった。 被害者の数は推定で100万人近くになると言われ、中でも東北の被害は甚大であり、東北だけで数万人近い餓死 [続きを読む]
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やっと死ねたんだって

俺が引越し屋をやってたころの話。 俺がまだ新入りだったころ、3月の繁忙期だったかな? 前の現場が長引いちゃって次のお客さんの作業開始が午後4時を回っちゃったんです。 最初から繁忙期だから作業開始は遅くなるって分かってたみ [続きを読む]
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実家はとある新興宗教

俺の実家は、とある新興宗教やってた。 それなりに有名な宗教団体。 世襲制で父親で6代目、信者もそれなりの人数がいた。 家族構成は、祖父、祖母、父親、俺の四人。 母親は小学校高学年の時に出て行った。 祖母曰く「嫌になったん [続きを読む]
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多分殺されてたよ

今から書く事は実話なんですが、心霊話ではありません。 私の中で長年の疑問になっている事です。 私が9歳の時、父の仕事(自営)の取引先の人が初めて私の家に来たとき、私が案内の為に迎えに行きました。 その人は優しくて気さくな [続きを読む]
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まだ死体の方がまし

三年前、結構大きめの川の河口のテトラに連れ二人と釣りに行った。 何回か行ったことのある場所で、海側に5,6㌔(当時)の堤防に波止めとしてテトラが積んであり、大雨の後なんかは濁りが入って良いポイントになり、かんりの釣り人が [続きを読む]
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最後の一人は見つからない

中国のアンティークショップに清朝時代の刀が売られていた。 店員さんが「これは当時、相当人を叩き切ってた本物だよ」と言って、「持たせてやるから手を出せ」といわれ持ってみた。 全体にドス黒いズッシリとした重さで古いものだった [続きを読む]
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罪人の体を入れる壺

中国のアンティークショップに清朝時代の刀が売られていた。 店員さんが「これは当時、相当人を叩き切ってた本物だよ」と言って、「持たせてやるから手を出せ」といわれ持ってみた。 全体にドス黒いズッシリとした重さで古いものだった [続きを読む]
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今、生きていることに感謝

半分俺というか、両親というかそんなかんじなんだが・・・。 かつて、俺がまだ母親のおなかにおった頃、両親が長野県の方へ向かってたらしい。 両親は中央道を利用していたので恵那山トンネルに差し掛かったんだ。 その時は父親が運転 [続きを読む]
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もし捕まったら某国へ

今から二十数年前の夏の夜。 当時、天体望遠鏡に凝っていた夫は友人と連れ立って海辺まできていたそうです。 ひと気のないところで他愛の無い会話を友人としながら海を眺めていたら、後ろの方から、ヒソヒソと数人の話し声がしてきた。 [続きを読む]