カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

死んだ子供の位牌

昔オジサンが話してくれた事なんだが、当時オジサンは自販機のジュースの補給の仕事をしていて、その時にあった怖い話らしい。 その時っていうのはまだ自販機が「ドンッ」って強く体当たりとかしたらジュースとかが出てきちゃうような時 [続きを読む]
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鬼の棲家

昔、ある行商人の男がいた。 男は町から町へと薬を売り歩くことを生業としていた。 が、ある時山の中で道に迷ってしまい、日も暮れてしまった。 男が困り果てているとむこうに小さな明かりが見えた。 「今晩は、夜分に申し訳ありませ [続きを読む]
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宗教系の病院にて・・・

彼の家はとても信仰が深かった。 彼も親の信仰している神様を信じ、毎日が穏やかに過ぎていった。 両親はスクスクと育つ彼を見て、とても幸せでした。 神の力か頑張った父親のおかげか・・・お母さんは新たな生命を授かったのだった。 [続きを読む]
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海岸線に現れる某国の工作員

当時高校一年だった俺は、海辺の我が家から友人宅へ向かうべく歩いていました。 時刻は午後九時をまわっていたでしょうか。 住宅地とはいえ街灯も疎らで薄暗い海岸近くの生活道路に、俺以外の人影は全くありませんでした。 と、後ろか [続きを読む]
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自殺死体みたのは初めてだった

4年前の話だが当時大学生でアパートの1階に住んでた。 真上に住むオッサンは時々訪れる女と金銭の言い争いをしてた。 網戸にしてたから会話丸聞こえで密かな楽しみだった。 するとある日を境に風呂場の天井から水がボタボタと落ちて [続きを読む]
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赤ん坊を放り投げる

小学生の頃、友達の家の前で遊んでいたら、どこからか赤ん坊を抱いたおばさんが玄関に近付いてきたんだよ。 最初は友達の親の知り合いかと思ってたんだけどその友達も知らないらしく・・・。 更には親を呼んで聞いても知らないみたいで [続きを読む]
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某国の工作員

昭和47年頃、太平洋に面した漁村での出来事です。 季節は夏でした。 小学生の私は、友達(男)と一緒に砂浜を歩いて、漂着したいろいろなものを探すのが好きでした。 その日も、二人して午後の砂浜を歩いていたのですが、二人で遠く [続きを読む]
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通り魔に襲われた

ドンドン。 俺はボリボリ頭をかき、眠り眼のまま玄関先に向かう。 不快感を露にしながらドアを開けるとそこには・・・黒縁眼鏡にペッタリとしたポマード臭漂う七三に分けた男が立っていた。 面識はない。 新聞の勧誘か。 すると男は [続きを読む]
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ゴキブリの糞

俺は予備校の寮生だった。 さほどボロではないが廊下を挟んでで勉強部屋と寝室という特殊な構造だったな。 いずれも畳3枚分のスペースしかなく狭かった。 寝室は日が当たらない部屋で常にじめじめ。 窓はあったが開けても近くにトイ [続きを読む]
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忘れられない匂い・・・。

小学生の時かな、学校帰りに工事現場があった。 なにかの建物を壊してるっぽいのだけど、本当のところは良く覚えていない。 で、いつも道沿いの塀の上にヘルメットが並んで置いてあったんだ。 数は20個ぐらいかな。 なんでも面白が [続きを読む]