カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

彼女は極楽にいるんでしょうか

北関東の田舎の、あるお寺のお坊様から聞いたお話。 「即身仏はなぜ尊いとされたのでしょうか」と、その寺のお坊様は私に尋ねました。 私:「それは『餓え』という生命全てが持つ生存欲を、意志の力で越えていく行為ゆえです。大乗仏教 [続きを読む]
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周りは鉄線で囲まれている

昔住んでいた土地での話。 その土地に住んでいた当時、インドアな今とは違い、外で友達や従弟と遊ぶ事が多くあった。 ある日、俺と従弟、友人Kと双子の知人の計5人で探検隊ごっこをしていた。 いつも親と付き添いで遊んでいたのだが [続きを読む]
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体は腐ってゆく

昔行ってたバイト先の社長の親戚一家の話。 その人達の住んでいる家は元は沼地で、神様を祀った祠があったけれど、どこかに移動させ家を建てたそうです。 そうして何代か前にそこに越してから、生まれる子供の半分はかなりな秀才で残り [続きを読む]
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日本刀でその首を切り落とす

落ちの無い思い出話。 昭和45年、小学5年の頃、ある呪いの方法が少年誌に書いてあった。 犬を首輪でつないで、その口が届かぬところに餌をおき、そのままにしておく。 犬は空腹感のあまり餌を食らおうとするが、届かずもがき苦しむ [続きを読む]
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父は共産主義

私がまだ9歳頃の話。 おばあちゃんは信心深い人だったから、神様には毎日欠かさず水をお供えしていた。 けれども、おばあちゃんが亡くなってしまい、水をお供えする人もいなくなった。 父は共産主義に被れていたから、おばあちゃんが [続きを読む]
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持ち帰ってはいけなかった

話し聞いてもらいたいのですが、今月の11日に曽祖父宅の家を解体するため後片付けに行きました。 古い家なので色んな物があり、将棋の駒を入れる箱みたいなのがガラクタ入れてる納屋にあって、興味本位で持って帰ってきました。 中に [続きを読む]
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私の家の呪いの話

19歳まで神様として育ってきた。 3年後には多分死ぬ。 うちの一族は呪われているから、その厄を全て担って私は死ぬ。 多分割と良くある話なんじゃないかな? だからって自分が神だからって霊を払ったりはできないし(器にはなれる [続きを読む]
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コッケさんの意味

私の田舎ではコッケさんといって、コケシのような呼び方をすると大人に相当怒られました。 中学生に上がりたての頃、半端なエロ本知識で「電動こけし」という単語を知ったクラスの友達が、「コケシコケシ」と連呼してるのを、指副担に見 [続きを読む]
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鐘に秘められた怨念

今でも後悔してるんだけど、高校卒業して暇してた頃の話。 ある時友達のバカップルが、結婚するって言い出したんだよ。 まぁ絶対結婚しないとは思ってたけど、暇だからお祝いパーティーをする事にしたんだ。 海辺でBBQしながら、ウ [続きを読む]
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彼女が呪いをかけている

旦那と知り合った時、旦那には3年ほど付き合った彼女がいた。 結婚願望バリバリで、当時短大卒を目の前にして結婚して専業主婦になりたい彼女に、旦那はまだ就職1年目で、経済的にも精神的にも結婚なんて無理と、彼女の存在が重荷にな [続きを読む]