カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

絵の持ち主が心臓発作

俺の家には嫌な絵がある。 いわゆる掛け軸で、作者不明の鍾馗(しょうき)の絵。 俺の家にあるというのはちょっと大げさで今は地元の神社にある。 この絵は俺の親父が子供の頃に俺の祖父が知り合いから貰ってきたものである。 貰った [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

「雁姫様の鏡」という遊びの怪

修学旅行中に先生から聞いた話。 先生が小4まで住んでいた町はど田舎で子供の遊び場と言ったら遊具のある近所のお宮だったそうだ。 そのお宮には元々祭られている神様とは別に『雁姫様(かりひめさま)』と言う幼い姫君が祭られていた [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

田舎は人間関係がおかしい

俺の実家は超田舎だ。 わずか十世帯ほどしかない小さな村で、いわゆる限界集落と呼ばれるような場所。 オカルト板の連中がもし訪れたら絶対よからぬ妄想をすると思う。 けど実際は普通にインフラ設備もされてるし、住人も普通の年寄り [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

私が憑かれやすい理由

自慢じゃないが私は憑かれやすい。 または『よくないモノ』を寄せつけやすい体質らしい。 昔から婆さんにお守りを持たされ続けてきた。 何でお守りなんか持たされるのか、子供心に不思議でならなかったが14歳の誕生日、祖父母両親か [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

この紙、何か描いてね?

※長文です。 高校生時代、陸上部で短距離走をやっていた俺は、夜学校が閉まってからも練習をする熱心なスポーツマンであった。 といっても、学校内に残って練習するわけではなく、自宅周辺の道路を走るのである。 中でも練習に好都合 [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

口減らしのために殺す

こどものころ伯父がよく話してくれたことです。 僕の家は昔から東京にあったのですが、戦時中、本土空爆が始まる頃に祖母と当時小学生の伯父の二人で田舎の親類を頼って疎開したそうです。 まだ僕の父も生まれていないころでした・・・ [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

お母さんは呪われている

三日前に母親が亡くなったんだが、その時母親から変な話を聞かされた。 今から三ヵ月程前に母親が職場で体調を崩し救急車で病院に運ばれた。 病名は食道癌。 もうあまり長くないと母とおばさん(母の姉)に告げられたそうだ。 病名は [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

澄んだ声で「死ね」?

俺は、趣味でサイクリングをやってる。 仕事が忙しくて毎日は乗れないけど、たまの休日には遠くまで走ったり、山を登ったりして楽しんでる。 で、GWに、久々に実家に帰ることになったから、一緒に自転車も積んで帰ったんだ。 自転車 [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

酷な処刑法を施した

もう8年前になるかな・・・。 当時高校生で、夏休みの時期でした。 6年ぶりに、遠くに住んでる祖父母に会う、と父が言いました。 夏休みももうそろそろ終わりで、遊ぶ金も使い果たしたので暇つぶしにいいかなと。 祖母さん祖父さん [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

ここらはみんな土葬なの

私は中学二年の時、祖父が死に、その葬儀に行く事になった。 当時、北海道に住んでいた私にとって本州に住んでいる父方の祖父とは会う機会も少なく、また祖父の性格も寡黙で孫を可愛がると言うよりは、我が道を行くタイプだったので、あ [続きを読む]