カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

家系が途絶えてしまう場所

自分はいわゆる理系で、しかもオカルトとは正反対の化学を研究しているのですが、昔から占いとかオカルトとかそういったものが好きでした。 でも、自分には霊感はないんだと思います。 だから今年の夏休みまでそういった体験とは一切無 [続きを読む]
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あの日見ちゃったんよ・・・

十数年前の話。 私が6歳、兄が8歳の時だろうか。 私たちは、お盆休みを利用して、両親と4人で父の実家に遊びに行った。 その日はとても晴れていて、気持ちが良い日だった。 夜になっても雲一つ無く、天の川が綺麗に見えた。 最高 [続きを読む]
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狸に化かされた農民

わたしが子どもの頃のお話をします。 五月に入ったばかりの日暮れ時のことでした。 村の田んぼ中の一本道を「おほほほほォ~」と絶叫をあげて走ってくる者がいます。 下の瀬の茂平というヤツです。 肩に鍬をしょったままもの凄い勢い [続きを読む]
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大飢饉の惨劇

牛の首の怪談とは、この世の中で一番怖く、また有名な怪談であるが、あまりの怖さ故に、語った者、聞いた者には死が訪れる・・・。 よってその話がどんなものかは誰も知らない、という話。 私も長い間はこんなのは嘘だ、出鱈目だ、一人 [続きを読む]
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「生贄」を一人選ぶ

一昨年亡くなった祖母から聞いた話。 祖母によると、祖母の父(曽祖父)はも地元の名家で、分家をいくつも持つ本家の筋だったらしい。 その家では一族で信仰してる宗教があり、10年に一度、本家分家すべてを集めて神事を行う。 これ [続きを読む]
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あの首の呪い

今日、実家に帰ったとき祖母ちゃんからちょっとオカルトチックな話を聞いたので、なるべくそのときの口調そのままで書いてみます。 俺の実家のある地区では「当世話(とうぜわ)」と呼ばれるシステムがあって、それに当たった家は一年間 [続きを読む]
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タブーを犯してしまった兄

祖父が未だ子供の頃の話。 その頃の祖父は毎年夏休みになると、祖父の兄と祖父の祖父母が暮らす田園豊かな山麓の村に両親と行っていたのだという。 その年も祖父は農村へ行き、遊びを良く知っている当時小学校高学年の兄と毎日毎日、朝 [続きを読む]
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鼻を削ぎ落した

昔、首里城下に嘉平川里之子という男がおりました。 「里之子」とは士族の男子の呼び名です。 しかし嘉平川家は名家ではなく王府の役職にも就いておりませんでしたので、その暮らしぶりは裕福とは縁遠いものでした。 その上嘉平川里之 [続きを読む]