都市伝説

友達がバイクで自爆したのでお見舞いに行った。 事故の詳細を聞いたら、走ってたらバイクの後ろに誰かが乗った感じがしたので、ビビッて急停車→前輪ロック→ズサーって感じらしい。 そこまでなら、そいつの勘違いでの事故って事になる [続きを読む]

小さな頃、お祖父ちゃんにぼっとん便所のお化けの話を聞いたことがある。 月夜の晩に酔って帰ってきたら、もよおしたので離れのぼっとん便所で用を足していた。 田舎では汲み取り用に昭和中頃まで母屋と便所が離れているところも珍しく [続きを読む]

小学生のときの話。 小６の時にクラスに女の子転入してきた。 ちょっと不良っぽい雰囲気だったし、家庭のことや以前の学校のことで悪い噂ばかりが流れていて最初はとっつきにくい感じの子だった。 だが担任の先生の指導がよかったのか [続きを読む]

今から１０年前。 日本中が大不況に苦しめられていた頃の話。 ある会社がリストラを行うことになった。 上司から遠まわしに早期退職に応募することを促された中年の男性社員は、絶望して、発作的に３階の窓から飛び降りた。 だが彼は [続きを読む]

お前ら犬に呪われたら本気でヤバイぞ。 マジで注意しろ。 俺もいろいろ調べてはいるんだが、どうも要領を得ない。 呪いに詳しいやつがいたら助言がほしい。 もともと家には俺が生まれる前から犬がいたんだが、俺はこの犬が嫌いで仕方 [続きを読む]

友人の話。 里帰りした折に、甥っ子を連れて裏山で遊んでいたという。 時はまだ朝方、霧雨がかかって少しばかり肌寒い。 地山が剥き出しになった崖に立って入れるほどの洞穴が開いていた。 何気なく入ってみると、５、６メートルも進 [続きを読む]

とある地方都市で聞いた話。 中心市街地から車で十分ほども行けば、県内でも有名な山に行き着くことができる。 さほど高い山ではないが姿が美しく、また山裾は海ギリギリまでせり出した面白い地形だった。 山の半分をぐるりと取り囲む [続きを読む]

８年くらい前、横浜に住んでたときの話。 日本大通りに職場があったんでバイクで通える距離の阪東橋近くのボロアパートに住んでたんだが、とにかく治安がよろしくなかった。 夜出歩けばアジア系の立ちんぼやらキャバのキャッチやら、見 [続きを読む]

とある田舎の集落で聞いた話。 昔は庄屋だったというその家には、広い裏庭の隅に立派な桃の木があった。 私が訪れた時は、枝にたわわに実った若い桃の実が、色付くのを待っているところだった。 私：「収穫が楽しみですね」 私がそう [続きを読む]

とある友人から聞いた話。 彼は大変寒がりな男だった。 夏でも長袖を着ていたし、冬になればまるで雪男のように着ぶくれていた。 中高生の時の制服はどうしたのかと聞くと、日光アレルギーと嘘をついて長袖を通したらしい。 私：「な [続きを読む]