カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

呪いの電話

うちの会社には、滅多に鳴らない電話機がある。 今よりも部署が多かった頃の名残で回線は生きているものの、発信する事もなければ、着信もごくたまに間違い電話がある程度だった。 あるとき、俺は仕事が立て込んで深夜まで一人で仕事を [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

後悔しか残らない最悪の夏休み

俺には弟がいるんだが、これがちょっと変わり者でな。 なにもない空間に酷く怯えたり、辺りに水気はなにもないのになぜかびしょ濡れだったりと・・・とにかく不思議な奴だった。 そしてこの弟も関わる、とある事件をきっかけに俺は友人 [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

燃やせ、燃やせー

小中学校の同級生にSとKという問題児がいた。 Sが不良グループのリーダー格、Kは鉄砲玉みたいな感じ。 俺はSとKと近所で小さい頃から知ってたから、あまり害はなかったが、そうじゃない連中にとっては悪魔みたいな二人組だった。 [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

海の家でよく出ていた

昭和50年代後半、俺が小学2年になったばかりの頃、うちの親父が友人の借金の保証人になって、友人が飛んだから、我が家は家も土地も全て奪われ、一家全員宿無しになってしまった。 父は高速道路建設で7月から8月の2ヶ月間、出稼ぎ [続きを読む]
カテゴリー「都市伝説」
都市伝説

入試問題が抜き取られ事件

1971(昭和46)年3月、大阪刑務所内で印刷されていた国・公立大学の入試問題が抜き取られ、売買されていた事実が発覚、大騒ぎになった事があります。 犯人らは、1967(昭和42)年頃から所内の印刷工場で大学受験問題の仕事 [続きを読む]
カテゴリー「都市伝説」
都市伝説

この男知りませんか?

ニューヨークの精神科に、ある1人の女性が訪れた。 その女性は現実に逢ったことのない男が、しばしば夢に現れると言いモンタージュを描いた。 そして数日後、今度は男性の患者が病院を訪れ、先の女性と似た話をした。 男性が描いたモ [続きを読む]
カテゴリー「都市伝説」
都市伝説

花瓶のように見えたモノ

母方の叔母が、車のドアに手をはさんでしまい夜間担当の病院に行く事になりました。 たまたまその日は市立の大きな病院が担当で、12時前後に母の運転で病院へ行き自分も同乗しました。 幸いにも軽傷だという事で母と叔母は会計などを [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

PHSを解約した理由

高校2年の時のことなんだが、夜な夜な仲間内と近くの公園で集まっては馬鹿して、街灯の灯りだけでサッカーやったり、まぁ楽しかったんだ。 だけど一番ハマッた遊びは当時持ってたPHSで仲間内5~6人でありそうな知らない番号に勝手 [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

引っ越し先の訪問者

いわくつき物件の話。 俺は一年前から不動産の仕事をしている。 主な仕事は部屋の紹介など。 そこの不動産会社は高校の部活の先輩、渡辺(仮名)さんが勤務していて、そのつてで紹介してもらった。 ある時、二十代ぐらいの男性が部屋 [続きを読む]