長編

※このお話は「お札の家で祟られて（前偏）」の続きです。 先輩はとっさに急ブレーキを踏んでしまい、後続の車からクラクションが鳴り響いた。 先輩：「えっ何！？今の何なん？？」 Ｒ（先輩の彼女）：「とりあえずコンビニ入ろ！後ろ [続きを読む]

※このお話はリアル（第二話）の続きで、全三話あります。 俺の動きが止まり、仏間に入ろうとする両親と祖父母の動きが止まった事を確認するかのように、少しの間を置いてからＳ先生が話し始めた。 Ｓ先生：「Ｔちゃんごめんなさいね。 [続きを読む]

※このお話はリアル（第一話）の続きで、全三話あります。 翌日、昼過ぎに徳永から連絡が来た。 電話で誘導し出迎えた。 来たのは徳永とその友達、そして三十代後半くらいだろう男が来た。 普通の人だと思えなかったな。 チンピラみ [続きを読む]

※このお話にはリアル（第二話）、リアル（第三話）の続きがあります。 そこまで面白いことでもないし、長くしないように気をつけるが多少は目をつぶって欲しい。 では書きます。 何かに取り憑かれたり狙われたり付きまとわれたりした [続きを読む]

※このお話には「彼女を自殺で失った（前編）」があります。 何もない。 バンパーやボディ、ヘッドライトのレンズにも傷ひとつなかった。 歩行者を轢いたと思われる左前輪も点検した。 それから後輪も。 ふたたび、前に戻ってもう一 [続きを読む]

※このお話には「彼女を自殺で失った（後編）」があります。 今から２０年ほど前、私は交際していた女性を自殺によって失った。 怪我をして入院していた病院の窓から、彼女は飛降りた。 病院の脇の道路は急な下り坂になっており、建物 [続きを読む]

※このお話には「アケミ（後編）」があります。 去年の５月に起きた話。 大学に入学し友達も何人かできたある日の事、仲良くなった友人Ａから、同じく仲良くなったＢとＣも遊びにきているので、今からうちに来ないか？と電話があった。 [続きを読む]

※このお話は「地下の丸穴（前編）」の続きです。 そして階段を降りる足音が聞こえてきました。 限界でした・・・。 階段を降りきるまで１５秒とかからないでしょう。 私はＢの腕をギュッと掴みました。 階段を降りる足音が中間地点 [続きを読む]

※このお話には「地下の丸穴（後偏）」があります。 これは１７年前の高校３年の冬の出来事です。 あまりに多くの記憶が失われている中で、この１７年間、わずかに残った記憶を頼りに残し続けてきた。 メモを読みながら書いたので、細 [続きを読む]

※このお話には「おばけなんてないさ（前編）」の続きです。 上京の時のようには、大学生活は上手くいかなかった。 まず、一番問題になったのが、実家の熟練中居の息子さんと同期入学だったこと。 自分もうちで働くつもりでいたらしく [続きを読む]