カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

お守りババアというキチガイ

地元のキチガイの話。 オレが小学生だった頃、地元に有名なキチガイババアがいた。 あだ名は『お守りババア』。 お守りババアは俺が通っていた小学校の正門前に、夕方頃になるといつも立っていた。 お守りババアは一年中厚手のコート [続きを読む]
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異常に嫉妬深い彼女

異常に嫉妬深い彼女に別れ話を持ちかけた。 やさしい人だったが妙にネガティブで寂しがり屋だった。 本格的に付き合いだして・・・はじめて彼女の異常さに気付いた。 俺の携帯が鳴るたびに誰からなのか、何の話だったか執拗に問い詰め [続きを読む]
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女性だったら殺られてたはず

結構昔だけど19歳くらいで専門学校の学生だった頃の事。 学校にはバイク→電車→徒歩で通学していた。 駐輪場がいっぱいの時はそこらの自転車とか寄せて停めるしかないんだけど、田舎のちょっと大きめの駅だと駐輪場とか溢れかえるく [続きを読む]
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瞼に傷のある不審者

神奈川県にある小さいコンビニに「なりきりさん」という常連客がいた。 かなりの変人で、カップラーメンを買ったあと店外で何時間も張り付き、お湯がなくなるのを見計らってそれを指摘、大声かつ粘着質にクレームを言う。 刃物を買って [続きを読む]
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爆撃されて死んじゃって

小学校の教科書に載っていた話。 戦時中、田舎に疎開していた少年は地元の女の子と仲が良くなりよく一緒に遊ぶようになった。 広い野原で遊んでいた時、突然B-29の爆撃を受け、彼女は少年を助けようと思い走って近づいてくるのだが [続きを読む]
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猫の墓を掘りはじめる

数年前のある土曜日、近所の子供を一日預かることになった。 その家は家族総出で割烹屋をやっていて、土曜日は保育園も休みで困っていたところ、よせばいいのにうちの母親が引き受けてしまった。 その割烹屋の息子の子供2人らしい。 [続きを読む]
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ドザエモン

はじめてドザエモンを見た時の話。 夏になると漁港の堤防から、ザブーンと飛び込むのが実に楽しかった。 最初は怖いものの、慣れればへっちゃら、怖くておどおどしていると同じ遊びをしていた工房DQNから放り出されることもあった。 [続きを読む]
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そのテープの映像には・・・

俺が東京に来た14年くらい前のこと。 本の町である神保町に毎週のように通って古書や外国文学を買いあさっていた。 裏通りの本屋をめぐるのが好きだった・・・。 で、エロビデオでもあさろうって気になって、いかにもふるそうなビデ [続きを読む]
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ヨリコちゃんの居場所

小学校のとき用務員さんが急病で1度だけ代理の人が来た。 あまり長くは居なかったけど、まあ普通のおじさん。 ただ妙だったのは、すべての女子に「ヨリコちゃん」と話しかける。 「ああヨリコちゃん、気をつけてね、じゃあね」 「違 [続きを読む]
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リアルな快感

ありがちな話だけど、心霊スポットに行った後によく怖い夢を見るようになったんだ。 決まって全てシチュエーションが一緒な訳じゃないんだけど、最後には必ず首を絞められて俺が死ぬ。 それも凄いリアルで苦しくて息が出来なくなって、 [続きを読む]