カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

あの青年の婚約発表

そのとき、振り回した私の肘が、側にいた青年の胸板に当たった。 「うっ!・・・」 彼はそう呻くと後ろに仰け反った・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 私が工事現場のガードマンをしていたときだから、もう10年以上前の [続きを読む]
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○○症という病気らしい

大学生だった頃、新宿駅のJRの連絡通路をいつものように歩いてたんですよ。 お昼くらいだったかな、時間は。 友達と二人で映画見に行くんで、東口の方へ駄弁りながら歩いてたら、その友人が笑いながら、「おい、あれ見ろよ」と前の方 [続きを読む]
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「不慮の事故により」

会社の男性社員(50歳)が飲み会でベロベロに酔っ払ってしまったので同僚二人で家までタクシーで送っていった。 奥さんが玄関先まで迎えに出て来て「もう電車もないし、あなたたちも泊まっていかれたらいかが?」という有難いお申し出 [続きを読む]
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「おやつ亭」

別に「死ぬほど」ではないのだが。。 学生時代、南池袋の風呂のないアパートに住んでました。 キッチン3畳、その奥に4畳半+トイレ。 そんなボロ。 盗まれて困るような物も置いてなかったんで、いつも鍵を開けたまま出かけてました [続きを読む]
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「・・・好きです」

昔あった話。 大学時代のころ、私は一人暮らしをしてたんですが、ある日、電話がかかってきたんです。 取ったんですけど向こうからはかすかな物音しか聞こえてこない。 悪戯電話だと思って切ったら、10秒と空かないうちにまだ電話の [続きを読む]
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乱暴目的で・・・

俺が小学生だった時の話。 俺の両親は共働きだったため、小学生だった俺は学校が終わると近所に住んでる叔母の家に行き、母親が仕事から帰ってくるまで叔母宅で面倒見てもらっていた。 叔母の家には高校生と中学生の姉妹がいて、どちら [続きを読む]
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包丁とペンチ置の使いみち

去年の夏引っ越しました。 元々彼女が住んでいて半ば居候気味で同棲していました。 ある日、残業してると彼女から「至急!!帰って来て!!」のメールがあり、焦って直ぐに帰ったら半狂乱になりながら「変態男が来た」と・・・。 落ち [続きを読む]
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浮気や不倫などはいけない

今でも真相はよくわかってないけど。 数年前、朝起きると必ず喉が痛いということがあった。 冬だったから乾燥でもしてるのかと思ったがそういった痛みじゃなかった。 内側からというより外側という感じがした。 そのせいかマスクして [続きを読む]
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人身事故の音

あたしの乗っている電車が人を轢いたことがあります。 総武線って車両と車両の間がかなり開くじゃないですか。 ある時、駅で電車が停車している時に、酔っ払いがその間から下に落ちたんですよ。 私も見ていたんですけど、それを見てい [続きを読む]
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死を選んだ女性

花屋の友人が体験した話。 20代くらいの女性が花の予約に来たんだって。 頼んだ花は二つで、「アレンジメントでおねがいします」って。 一つは白い洋花で清純なイメージ、もう一つはピンクのバラを入れてお淑やかな感じで。 一応用 [続きを読む]