カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

お金に呪いを込める

深夜のコンビニでの仕事の一つに、売上金の計算と送金作業がある。 レジおよび回収箱の中に入った金が幾らか計上して、銀行や郵便局に送る作業である。 そんな中で紙幣や硬貨を数えている時に、「よくこんなモノをレジに出す気になるよ [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

検体回収の怖い話

土曜に昔の仲間に会って思い出した話をします。 皆さんは、検体回収という仕事を知っているでしょうか? 主に検査会社などの仕事で、病院などを廻って、外注検査に出す血液などを回収してくる仕事です。 大きな病院なら検査設備が整っ [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

通り魔を目撃

心霊的なものじゃないが、俺が院生の頃、レポート作成に追われて深夜まで起きてた時、外から女性の悲鳴が聞こえてきたのでふと窓を覗くと、女性が若い男数人に襲われてた。 当時シャツにパンツ一丁(暑かったからね)だったので、急いで [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

出てきたらしい、人間の◯◯が

「ボールあった!」 Aがやっと見付かったと、安堵の表情をしながら僕に呟いた。 僕もやっと帰れると、安堵の表情をAと同じように見せた。 するとAが、「おい、あれ誰だよ」と。 Aの言葉に桜の木の下を見ると、年は40代前半くら [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

一種の残留思念

高校3年のとき、俺はくじびきで負け、美化委員会に入った。 美化委員は、朝6時から美化運動という名の校内清掃をしなければいけないハズレくじ。 委員会は3つぐらいに班分けされて、清掃活動は週2で持ち回り式。 俺は第三美化チー [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

どうだろ?あれ死んだかね?

大学生だったころ、仲がそれなりによかった友人と一緒に、ちと歩いて遠出をしていた。 結構人がいるところだったんだが、信号が青になったんで歩き出そうとしたら、ダチが「ん?ちと待て」と言って、俺の腕をつかんだ。 あ?と思って止 [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

”見たらダメなやつ”

「あのーちょっと道を教えて欲しいんですけど。」 深夜0時頃、コンビニに入ろうと車から降りたところで声を掛けられた。 後ろ髪が長い金髪、白いシャツとジーンズで微妙にヤンキーっぽい感じの若い男だ。 俺:「いいですよ。どこに行 [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

凶事に遭わなくて済む方法

家系にまつわる怖い話。 これウチの話ね。 幽霊とかそういう話じゃないが、気持ち悪いのでここで書かせてくれ。 ウチ(正確にはウチの母方の家)は某県の旧家なんだけど、本家が二つある。 「ホンケ」と「ホンヤ」と言って使い分けて [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

他人の運を吸いとる輩

帰省先で暇だったので、なんとなく近くの神社に行った時の事。 まあ、場所は変わってもやる事は変わらず、いつものように小銭を賽銭箱に入れてお参りして、ガラガラ鈴?を鳴らしていると、ちっちゃいおばあさんがトコトコと近づいてきた [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

蛆(うじ)の混じった血

小さいころ、私は知的障害を持っていると思われていました。 言葉や文字に対する遅れは見られませんでしたが、コミュニケーション能力が欠けているとしか思えない様子だったそうです。 人と目を合わせない。 会話ができない。 約束事 [続きを読む]