カテゴリー「都市伝説」
都市伝説

その美貌でスパイ活動

18世紀のフランスの外交史上に不思議な人物がいる。 その名をシャルル・ジュヌヴィエーヴ・ルイ・オーギュスト・アンドレ・ティモテ・デオン・ド・ボーモンという。 この人は、生涯の前半は男性として、後半を女性として生きたという [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

そのカラスは私だけが見えた

夕方ふと思い立って鹿島神宮に立ち寄った時の話。 参道の杉並木にはすでに暗くなり始めていて、お社はすでに閉まっていた。 それでも立派な杉並木と参道の雄々しくて、威厳に満ちた美しさに感動して立ち止まって見惚れていることしばし [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

そこには何かがいたはず

北京五輪の時自分は愛知に住んでいた。 今と違って多望だったS学生で市のサッカー代表だった。 練習の一環で岐阜の高山に合宿に行った。 初日は何事もなく普通の合宿、いつもと一緒で練習ばかりだと思ってた2日目、以外にも夜中、監 [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

ずぶ濡れのベビーカー

どうしても、もやもやするので投下させてもらいます。 自分が住んでいるのは中国地方のある県庁所在地。 その日は九州から中国地方にかけては酷い嵐だった。 滝のような雨を横殴りにする強い風。 厚く垂れこめた黒い雲にところどころ [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

無意識でないと見えない死体

『横を過ぎ去り際に、首を吊った人影が見える』という噂の木がある。 その木自体はどこにでもありそうな、いたって普通の木で、何時何処で誰が何故どのように首を吊ったのか、といったバックボーンは語られていない。 ただ、そういう木 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

不吉な鳥の軍勢

俺が大学生の頃の話だから、もう二十年ぐらい前の話。 当時、仲間内で多摩川の河原に酒を持ち寄って飲むのがブームになってた。 そんなある日、仲間のうちの一人が、「なんか親戚の神主に『お前は今月運勢が悪いからこれ持っとけ』って [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

地下室で見つけた血糊

30年以上前の話。 某県にある民宿を営む実家は古くから増改築を繰り返していて、地下室がいくつかあった。 なかには全く使わなくなった場所もあって、ガキの頃冒険気分で友達数人と懐中電灯片手に入り込んでた。 ある時、中から人の [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

祖母の残した言葉で全員

叔母がいわゆる統合失調症患者で、旦那に離婚されて子供も取り上げられ、父が叔母を引き取って面倒を見ていた時期があったんだ。 基本、問題ばかり起こしていた叔母だが、当時小学生で叔母の長男と同じ年齢だった俺は妙に可愛がられてた [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

散歩コースを変更した理由

書きます。 だいぶ昔の話。 うちはいつも父か兄が交代で深夜から犬の散歩に行ってた。 その日もいつも通り兄が犬の散歩に出た。 だけど少ししたら凄い勢いで犬と帰宅、家で待ってた父が出迎えに行くと兄が玄関先で靴も脱がずうずくま [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

輪廻転生を信じちゃう話

昔、若くして亡くなった知人のアダ名が「鷹」とか「猛禽」だった。 我慢強くて、末期癌に一言も弱音を吐かない人だった。 その人の葬儀の最中、ずっと一羽、大鷹が屋根に留まっていた。 出棺後、スーッと見送る私らの前を大鷹が低空飛 [続きを読む]