カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

シベリア抑留で生き残った人

怪談話じゃないけど、友人から聞いた話。 彼の大叔父は戦後シベリア抑留者で、筆舌に尽し難い程の悲惨な体験をしたらしい。 極寒の地での過酷な労働、食事は小麦粉かトウモロコシ粉で練った団子のみ。 毎日死人が出て、朝起きると両隣 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

そこは生贄プール

俺が通っていた小学校には、校舎の裏に小さいプールみたいなのがあった。 水泳の前に風呂くらいの水槽で、薬品を溶かした水に浸かるじゃん。 大きさも形もあんな感じで、中に降りるための階段までついてた。 ただ、タイルじゃなくて石 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

もしその猿を殺していたら

知り合いの爺様から聞いた話。 その爺様は若い頃は、山で猟師をやっていたそうな。 あるとき、畑に悪さをする猿の群れを追い払うようにとの依頼をされて、猿の群れに向かって撃ちまくったそうな。 爺様はとにかく一匹でも多く退治しよ [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

俺の実家と国との変な関係

俺の実家、京都の“ある地域”にあるんだけど(ていうかあったんだけど)、◯◯省と10年位前までいざこざしてた。 明治時代まで◯◯の行事に関わる職業というか、それだけで生活してたわけじゃないけど、祭事の時に呼ばれて出てく役目 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

人の顔をした「何か」

猟師に聞いた話。 猟を終え、軽トラックで山道を下っていた。 荷台の檻には犬が2頭。 途中、うっそうと茂る森に差し掛かったところで、突然犬たちが吠え始めた。 何ごとかとバックミラーを覗く。 荷台を見通す小窓に、一瞬人の顔が [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

そのタンスには近づけない

私が子供の頃(たぶん、5~7歳)父の帰宅時にかくれんぼをしてました。 父の車が駐車場に入った音や、廊下の靴音が聞こえたら、物置とかに隠れるの。 で、帰って来た父が、「どーこーだー」っつって探してくれるという遊び。 で、そ [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

俺に遭遇してしまった

ドッペルゲンガーのお話。 俺が中3の頃、駅で自分の名前呼ばれた気がして、ふっと周りを見渡したらもう一人俺がいた。 俺は制服着てたけど、そいつは普段着。 しかも俺が着ないような暖色系の格好で、ダウン系特有の薄ら笑いを浮かべ [続きを読む]