カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

ドブから這い上がってくる者

オレは夜たまに河川の堤防をジョギングするんだ。 三日前のこと。 曇ってて雨が降りそうだなと思いつつも出発。 いつもなら数人とすれ違うのだが、天気が悪いので誰とも会わずに闇夜に自分一人の状況だった。 かなりの距離を走り、疲 [続きを読む]
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家族全員が異変に気付いている

今年の正月に実家に帰ったときのちょっとほんのりな話。 自分の実家は神戸の田舎にあるのね。 自分が小学校5年の時に、両親が家買って引っ越したの。 で、その家に引っ越してから・・・。 ・毎週水曜日に風呂に入ってると、缶にモノ [続きを読む]
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古着から呪われる

古着収集が趣味の俺がいわくつきのモノを手にしてしまったときの話。 「最近さ・・・何か顔色悪くない?」 最初に引っかかったのは、恋人からの一言である。 彼女は日頃から、日に日に個性的になってゆく俺の古着コーディネートを断固 [続きを読む]
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”本物”は能力を主張しない

不思議な体験というか、本当に霊視できる人がいるんだと確信した話。 同じ職場の上司に当たるNさんという人が霊視できる人だった。 飲み会の二次会でNさんと隣の席になり、雑談の中で実は自分は霊視ができるとさらっと言われた。 軽 [続きを読む]
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幽霊がいる優良物件

とある友人に聞いた話。 彼は転勤族で、若い頃からあちこちを転々としていた。 今までで一番良かったところはどこかと聞くと、面白い話をしてくれた。 友人がまだ三十代初めだったころのこと。 二回目の転勤で住みはじめたアパートは [続きを読む]
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軍刀には血がついていたらしい

知り合いが応募したのは、通いじゃなくて村にある民宿に泊まりこんでのバイトだった。 そこの民宿をやってる爺さんがなんでも南方帰りの元陸軍少尉だとかで、一日目を終えて酒飲みながら知り合いや他の応募者と楽しく談笑してたんだけど [続きを読む]
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ずっとそこで食事を待っている

とある友人に聞いた話。 彼は転勤族で若い頃からあちこちを転々としていた。 とある田舎町に転勤になった。 せっかくだから田舎暮らしを満喫しようと、会社の用意したアパートを断って築七十年近い小さな借家を自分で探し、そこに住む [続きを読む]