カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

蛇神憑きの家から嫁に来た

ばあちゃんは四国の山奥に住んでた。 ばあちゃんが若い頃、地区の運動会で大活躍をしてたら、いきなり左膝が痛くなって、みるみる腫れ上がって動けなくなった。 こけたり、ぶつけたりもしていないのに・・・。 医者に診せても原因分か [続きを読む]
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りゅうちゃんの正体

私は所謂「見える人」だ。 といっても「見える」「会話する」ぐらいで他に特別な事が出来るわけではない。 例えば分かり易く事故現場にボケっと突っ立つ、どことなく色の薄い青年。 私と目が合うと照れくさそうに目を逸らす。 20余 [続きを読む]
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木守りという風習

皆様は木守りという風習を御存知でしょうか? 実った木の実を全て取り入れてしまわず、いくつか残す風習は昔からあって、取り入れずに残した実のことを、木守り(きまもり)と呼びます。 諸説ありますが、来年もまた沢山の実をつけてく [続きを読む]
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イエンガミって知ってますか?

はじめて投稿します。 先日亡くなった暗子(仮)が実は生きてて、暗子を助けようとしていた陽子(仮)が行方不明になった・・・ということがありました。 ここに投稿していいのか悩みましたが、個人的に大変府に落ちなかった&怖かった [続きを読む]
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犬には見える魔物

北海道で猟師をしている人の話。 ある山にビバークしてクマを追っていた日のこと。 突然、傍らで寝ていた相棒の猟犬が立ち上がり唸りだした。 「どうした?」と声をかけても、普段ヒグマにさえ怯えない相棒の猟犬が、全身の毛を逆立て [続きを読む]
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鳩のお礼

あるところに、父母と娘二人の家があった。 姉妹のうち妹の方は後妻の子供で、姉娘は当然の如く母親に苛められていた。 ある日、父親が畑から帰ってきたときだった。 父親は鍬を畑に忘れてきたことに気がついた。 父親:「おや、畑に [続きを読む]
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みんなに目玉配る

その昔、山の神様が目玉を量産し、それまでめくらであった山の生き物たちに眼をあげることにした。 山の神が「明日の朝、みんなに目玉配るから、欲しい奴は並べ」というので、それまで目がなくて苦労し通しだった山の生き物たちは喜び勇 [続きを読む]
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雷様の息子と市兵衛

昔、『桑原』と言うところに、市兵衛という雷が大に苦手な男がいた。 この男の雷嫌いは凄まじく外で働いていても雷が鳴るとすぐに家に逃げ込み、押入れに隠れてしまっていたという。 ある日のこと。 市兵衛が外に出ていると、突然雷が [続きを読む]
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犬鳴山という名前の理由

たぶん奈良時代。 山のふもとの村に猟で生計立ててた若者がいた。 若者は母親と2人で暮らしてたんだが、母親がその日ちょっと具合悪かった。 で、「よーし今日は大物狩って母ちゃんに元気になってもらうかー」って感じで張り切って家 [続きを読む]
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おじゃま道草(その3)

※このお話に「おじゃま道草(その2)」の続きです。 この内容は茅野君にも伝えました。 そして、もう行くのはよそう・・・・・・という話になったのですが、実際には問題が持ち上がり、1週間後、もう一度だけ足を運ぶことになります [続きを読む]