年: 2018年
シベリア抑留で生き残った人
怪談話じゃないけど、友人から聞いた話。 彼の大叔父は戦後シベリア抑留者で、筆舌に尽し難い程の悲惨な体験をしたらしい。 極寒の地での過酷な労働、食事は小麦粉かトウモロコシ粉で練った団 [続きを読む]
ニューヨークで体験した異世界
アンダーワールドって映画わかる? その冒頭のシーン思い描いて欲しいんだけど。 少し前、留学でニューヨークに住んでた。 ある朝街を歩いてたら、ふと雑踏が途切れる瞬間、混んでたのに、気 [続きを読む]
もしその猿を殺していたら
知り合いの爺様から聞いた話。 その爺様は若い頃は、山で猟師をやっていたそうな。 あるとき、畑に悪さをする猿の群れを追い払うようにとの依頼をされて、猿の群れに向かって撃ちまくったそう [続きを読む]
人間になれなかった「出来損ない」
彼の実家の山村では、時々おかしな存在が出たという。 それは、村の衆から『出来損ない』と呼ばれていた。 炭焼きをしていた彼の祖父も、『出来損ない』を見たことがあるという。 薪の山のす [続きを読む]
俺の実家と国との変な関係
俺の実家、京都の“ある地域”にあるんだけど(ていうかあったんだけど)、◯◯省と10年位前までいざこざしてた。 明治時代まで◯◯の行事に関わる職業というか、それだけで生活してたわけじ [続きを読む]
人の顔をした「何か」
猟師に聞いた話。 猟を終え、軽トラックで山道を下っていた。 荷台の檻には犬が2頭。 途中、うっそうと茂る森に差し掛かったところで、突然犬たちが吠え始めた。 何ごとかとバックミラーを [続きを読む]
そのタンスには近づけない
私が子供の頃(たぶん、5~7歳)父の帰宅時にかくれんぼをしてました。 父の車が駐車場に入った音や、廊下の靴音が聞こえたら、物置とかに隠れるの。 で、帰って来た父が、「どーこーだー」 [続きを読む]
トンネルの中の少年を見てしまった
僕が霊感を身に付けたのは11の時でした。 その中の一部を紹介します。 18の頃自動車の免許を取りに鳥取に行きました。 そこで同じく免許を取りに来ている人達と仲良くなり、ある日、六人 [続きを読む]