それは家族でもなく、自分でもない
最初は中学2年生のときだった。 長い坂の途中にある借家に、母と弟と俺の3人で住んでいた。 貧乏な母子家庭で、部屋数は少なく、夜寝るときにはひとつの部屋に布団を3つ並べて寝ていた。 [続きを読む]
最初は中学2年生のときだった。 長い坂の途中にある借家に、母と弟と俺の3人で住んでいた。 貧乏な母子家庭で、部屋数は少なく、夜寝るときにはひとつの部屋に布団を3つ並べて寝ていた。 [続きを読む]
昨日の夜、幽霊が出た。 初めて幽霊見た。 だいぶ前に死んだ姑が枕元に立ってた。 納棺の時には、白装束の上にお気に入りの着物を掛けたのに 黒く腐ったような服を着て、恨めしげな顔して立 [続きを読む]
小学4、5年生の頃、学校の近くに大きい公園ができた。 遊具はほとんどなく、地面も土ではなく膝より少し低いくらいの草に覆われていて広場に近いような場所だった。 ちなみに、その公園は車 [続きを読む]
死神をみた。 今か10年前の真夏、咽頭腫瘍で1週間入院した。 転勤で行った先のため、家族もなかなか来れず、その時付き合ってた彼女だけが支えだった。 といってもこの話彼女全く関係ない [続きを読む]
今年に入り早々の正月祝の席で祖父、祖母から聞いた話。 現在祖父は87歳、祖母が82歳になるが、二人とも足腰もしっかりしており畑仕事もこなせるほどに健康的。 オカルトの類はあまり好き [続きを読む]
もう随分経つんだが、長男を産んだ病院であったこと。 深夜に赤ん坊が、鼻が詰まりすぎて変な呼吸のリズムになっていて、心配なので1フロア下にあるナースステーションに行って見てもらおうと [続きを読む]
サイクリングにハマってた時期があったんだが、10年くらい前のある晴れた夏の日のこと。 午前10時頃に家を出発して、片道4時間くらいかけてある見知らぬ町にたどり着いたんだが、その町が [続きを読む]
[鵺速]あなたの傍の怖い話