年: 2017年
まだあの人影はうろついている
知り合いの話。 彼の家の近くには、割と大きな団地がある。 山中に切り開かれたその団地はまだ新しく、販売された当初は飛ぶように売れたのだそうだ。 しかし、ある時より変な噂が流れ始め、 [続きを読む]
バカげてるが本当の話
友人の話。 飼い犬の散歩は、家族中で彼の仕事なのだという。 その夕暮れも、いつものように犬を連れ裏山を歩いていた。 と、急に引き綱がずっしりと重くなった。 引っ張ってもびくともしな [続きを読む]
この家はいっぱいいるね・・・
引越して一年は妹と住んでた木造平屋の一軒家(借家)。 妹は出ていったのでその後一人で住んでたけど、冬の夜コタツでうたた寝してたら頭の上を誰かが走っていった。 ドタドタドタッて足音で [続きを読む]
この部屋絶対に何かいる
私は以前、不動産会社直属の掃除屋に勤めていたので分かりますが、掃除の際に手形が付くなんてことはよっぽど原始的な掃除屋でもない限り無理です。 しかもこの手形、見るだに結構古いような・ [続きを読む]
その家は人をおかしくする
私が小学生の頃住んでいた家の話をしたいと思います。 場所は、町田の成瀬と言う場所です。 私は現在32歳になりますが、忘れられない話なのです。 その家には、父親の転勤の関係で引っ越す [続きを読む]
結局、事故物件の跡地
昔ファミレスで働いてたんだけど、その時の話をひとつ。 ある日の深夜働いていた時のことです。 その店は小さいフロアとメインフロアに分かれていました。 小フロアの方を掃除しようとしてお [続きを読む]
死してなお、死にたくない
祖母が亡くなり、火葬場に行った時の話。 焼く前の最後の焼香を全員が済ませ、祭壇の前が無人になった、まさにその時でした。 突然、中央に置いてあった一輪挿しが音を立てて割れました。 周 [続きを読む]
頭上から何かが落ちる気配
新築のマンションに引っ越した時のことです。 夜中に一人でメールチェックをしていると、何かが頭上から落ちてくる気配がしました。 そして、何かが頭からお尻を抜けて階下へ吸い込まれるよう [続きを読む]