カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

やっぱ狸のしわざ?

いつも行く山の中で一人でキャンプしていたんだ。 酒ちょっと飲みすぎて明け方、目を覚まし、水飲むのに寝ぼけて汲み置きした水筒が見つからなくって、テントの口あけて外見たら、テントの入り口においらの登山靴と、もう一足泥まみれの [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

誰かのいたずらなのか?

先輩の話。 沢に沿って歩いている時のこと。 前方より小さな、雑音交じりの声が聞こえてきた。 さては、釣り人がラジオでも聞いているのかな? そう思いながら藪を漕いでいると、やがて開けた場所に出た。 沢に向かって突き出した岩 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

都内の長屋での体験談

俺、最近まで、都内の長屋みたいなとこに住んでたんだけど、壁が薄いんだよね・・・強烈に。 だから隣の声が全部聞こえる。 外から見て、向かって左側の部屋がおじいさんの一人暮らしで、よくテレビ見てるんだけど、その番組が何かもわ [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

二時間以内にこの話を

最初にお願いと注意を。 この文章を読む前に、身近なところに時計があるかどうか確認してもらいたい。 10分、20分が命取りになりかねないので。 では・・・。 先月、高校時代の友人がポックリ病で逝ってしまい、通夜の席で十数年 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

普通の犬の倍ほど

友人の話。 彼の育った山村には、一風変わった神社があった。 一見ごく小さな普通の社なのだが、おかしな言い伝えがあるのだと。 「御犬様が境内を散策される時、側に近よってはならない」 御犬様が一体どんな犬であるのかは、伝えら [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

無人で車

俺が小学5年生の夏、友達の家に遊びに行った。 遊びに遊んで、5時くらいになった、そろそろ帰るよと家路に着いた。 家に帰る途中に急な下り坂を歩いて下っていた。 舗装されていて何もないのに誰かに足をつかまれた感じになり、前に [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

命を削って酒を飲む

知り合いの話。 彼は大層な酒飲みである。 取り締まりが厳しくなった今でも、飲み歩きを続けている。 自分で運転して帰っていると聞かされた時は、流石に「止めとけよ」と注意した。 苦い顔の私に向かい、彼はニンマリと笑いかけた。 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

落とした頭・・・

知り合いの話。 寂しい山道を一人歩いている時のこと。 行く手に場違いな影が現れた。 四頭身くらいの頭でっかちな熊さんが、ふらふらとした足取りで歩いてくる。 イベントや遊園地で使われるような、熊の着ぐるみだった。 そういや [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

別人になってしまう

高校生の頃、友人がチャリで事故った。 チャリを飛ばしていると、どっかのおばさんが車の助手席のドアを不注意に開けて、それに激突したらしい。 友人は頭から道路に落ちて気絶した。 そのまま三日間意識不明に陥ったのだが、四日目に [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

聞こえてるんでしょ?

趣味は釣りで古い車に乗ってる俺。 月に2~3回釣りの定宿に行くために深夜に山道を走る。 ラジオもクーラーもない車。 スマホでラジコをかけながら走る。 昔のボロい車だからエンジン音がうるさくて満足にラジコの音は聞こえない。 [続きを読む]