カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

不運は”それ”が原因だった

これ俺のおじさんから聞いた話。 おじさんはある地方の港町で蒲鉾屋(かまぼこや)やってる。 ある日でっかいイタチ鮫が捕れて、おじさんの蒲鉾工場に届けられた。 鮫を解体した後で、とても立派な歯の骨が残ったそうだ。 捨てるのが [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

白いぼやっとした物

高校のとき軽井沢での軽い目撃談。 泊まったホテルは新館と本館が別棟で、敷地の右手は森でした。 夜中に独りで本館のゲームコーナーに向かって歩いていたら、森の中、自分から5mほど離れた視界の端に、白い影がスッて通ったんですよ [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

日々、神様に見られている

深夜、がらがらの電車で帰宅した時の事。 ふと気付くとドア前の床に何やらカラフルな物が。 「なんだろう?」と拾い上げてみたらそれは赤い錦のお守りでした。 紐がちぎれ、幾つか靴跡がついてしまってました。 踏まれるままにしてお [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

道路の粉の意味

GW実家に帰っててアパートに戻ったのね。 帰省してる間にどっかのババァが買い物帰りに転んだかイタズラか知らんけど、道路が小麦粉だらけなの。 んで、俺の部屋一階で道路際の角部屋なんだけど、部屋は洗濯干すスペースくらいのベラ [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

絶対に背中を見せるな

これは今から約15年ほど前、私がまだ子供だった頃の話です。 この当時、私は夏休みの中の4~5日間、ある団体の夏合宿に毎年参加していました。 そこでは規則正しい生活をしながら、いろいろな人の講演を聞いたり、ためになる映画を [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

精神的に不安定になる行事

息子の学校では毎年六年生が夏休みに運動場にテントをはって一泊するという行事があり、父兄はボランティアで色々な手伝いをしなくてはならなかった。 日中は仕事で手が空かない俺が参加出来る手伝いは少なかったのだが、そのなかでも比 [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

生きてる人を連れて行く

こらは二年前の3月3日。 自宅の電話が鳴り叔父からの電話でした。 めったに電話を掛けるてくる人ではないので、初めはビックリしたのですが、内容は、『旅行先で祖母がいなくなって探している。』という事でした。 詳しくお話すると [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

正夢を見る人は気をつけて

夕暮れの山の中に、一台のバスがあった。 後ろには、遊園地なんかによくある回転式のゲート。 そのゲートの向こうに、中学時代からの友人Kと、彼の好きだった車が隣に並んでいた。 Kはしばらく渋い顔でこちらを見つめていたが、やが [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

焼いて欲しい物

知り合いの話。 彼の祖父は焼き場守をしていた。 別に志願した訳でなく、単に焼き場が実家の持ち山にあったからなのだと。 祖父が言うには、そこで人以外の物を焼いたことが、一度だけあるのだという。 ある時、中年の夫婦が「焼いて [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

次に身を投げるのは俺

不況の煽りを受けて、20年ほど勤めていた工場が倒産した。 退職金なんて贅沢なものは無く、身の細る思いをしながら職安所に日参して、ようやく警備会社の警備員募集にありつけた。 俺の派遣先は競艇場だった。 その競艇場から最寄り [続きを読む]