その写真屋で撮ってはいけない
爺ちゃんの子供の頃の話。 住んでたのが日本海側の古い街で一軒の写真屋がある。 七五三の時期とか結構混んでて、周りは裕福な家庭が多かったらしく、みんな振袖とか袴をキッチリきめて写真撮 [続きを読む]
爺ちゃんの子供の頃の話。 住んでたのが日本海側の古い街で一軒の写真屋がある。 七五三の時期とか結構混んでて、周りは裕福な家庭が多かったらしく、みんな振袖とか袴をキッチリきめて写真撮 [続きを読む]
旧家の主に聞いた話。 十数年前の春、前年に亡くなった父親の墓石が裏山の墓地に置かれた。 ところが、しばらくするとその墓石が倒れて破損してしまった。 すぐさま新たな墓石を建てたが、数 [続きを読む]
子供の頃、当時家で飼っていた犬の散歩をしていた時の話。 散歩はいつも近所を流れる川沿いだった。 家からその川の土手へ向かう途中に少々古い建物の家がある、敷地の広い宅地があった。 犬 [続きを読む]
今から20年近く前。 小学生だった俺は、学校の用務員の初老のおじさんと知り合った。 照明をいじったり壁の修理をしていて、夕方まで校庭で遊んでいると「早く帰らんといかんよ」と怒られた [続きを読む]
箕面線の桜井駅の事なんだけど。 飛び込みが多くて電車が止まったりなんて事が割りとあった。 そんな駅を通学で使ってて同じ学校に通ってる友達(加藤)に話したら数人集めて肝試しに行こうっ [続きを読む]
近所でちょっとした名物老婆がいた。 その人はいつも頭を上下にガクンガクン揺らしながら歩き、誰かに話かけられても決して答えず住んでる場所さえ誰も知らない。 きっと気が触れているから近 [続きを読む]
高校生の頃に近所に精神病の男性と母親が二人で暮らしている家があった。 男性は昼間から夜にかけて活動し、何度か猫を虐待、暴れるなどで警察に連れて行かれたりしていた。 しかし、ある日か [続きを読む]
現場監督に聞いた話。 林道の工事にあたって木を伐採することになった。 手配師が連れてきた人夫が、切り倒した木をチェーンソーで小切ってゆく。 中に背丈ほどの高さに瘤のある木があり、そ [続きを読む]
実家に得体の知れない生き物が出たことが何度かあった。 イメージとしてはトトロのまっくろくろすけ。 でもそれよりも大きくて、30cmくらいのモップみたいな手も目も足もない真っ黒い塊。 [続きを読む]
[鵺速]あなたの傍の怖い話