怨念・呪い 自慢したい気持ちが強い猫 2019年2月2日 nuesoku ウチの猫は異常に賢い。 猫に子供が産まれた。 産まれてすぐは見るとよくないそうなので子供の鳴き声が箱の中からしたが、その日は無視してほっとく事にした。 開け方明るくなってふと目が覚めると枕の横に産まれたばかりの子猫がいた [続きを読む]
怨念・呪い 雉(きじ・キジ)の恨み節 2019年1月31日 nuesoku とある里山の集落で聞いた話。 雉(きじ・キジ)というのは、非常に賢く情に厚い鳥らしい。 自分の雛が敵に狙われると、わざと怪我をしたふりをして囮となり、雛から敵を遠ざける事もあるという。 ある時、一人の若者が畑で二羽の雉の [続きを読む]
怨念・呪い 死を知らせてくれる猫 2019年1月30日 nuesoku とあるアパートで聞いた話。 そこは市街中心部にある、忘れられたような路地の、忘れられたようなアパートだった。 建物も年季が入っていたが入居者も古株ばかりで、「建物が崩れるのが先か、自分たちが死ぬのが先か」と、笑いのネタに [続きを読む]
怨念・呪い 見合い相手に気持ち悪さを感じた 2019年1月16日 nuesoku 盆休みに地元に帰って幼馴染のSから聞いた話。 Sは代々医者をやってる家系に生まれた外科医で、見た目は悪くないんだが、超インドア派。 趣味はゲームと絵を描くことで、ガキの頃からとにかく外に出ない。 飯ぐらいなら親しい人間が [続きを読む]
怨念・呪い 介護施設で虐待を繰り返す 2019年1月14日 nuesoku 2年前とある特別養護老人ホームで介護職として働いていた時の話です。 そこの施設ははっきり言って最悪でした。 何が最悪かと言うと老人を人として扱わず、物のように扱う職員ばかりで食事も薬とかおかずをご飯にまぜたり、入浴は水の [続きを読む]
怨念・呪い そこは絶対に開けるつもりはない 2019年1月4日 nuesoku 知人から聞いた話。 彼の家の裏には、小さな祠がある。 なにを奉ったものなのか、家族の誰も知らない。 いつからあるのかもわからない。 ただ、毎日の世話の仕方だけが伝わっているのだという。 世話といっても簡単なもので、朝夕に [続きを読む]
怨念・呪い その土産には悪意が感じられる 2019年1月4日 nuesoku 12月の半ば頃、某国から戻ってきた知り合いが土産くれたんだけど、それがヤバい系のものだった。 仕事で知り合った現地人から貰ったらしいが、多分処分に困って押し付けられたっぽい。 それが回りまわって俺のところにきてから、マン [続きを読む]
怨念・呪い 人間の方が聖地を犯した 2019年1月3日 nuesoku 知り合いから聞いた話なんですが、確か5~6年前の話だと思います。 当時、まだエアガンの規制が今ほど厳しくなく、猿の害への対策が今ほど整っていなかったことから、サバイバルゲーム関連の雑誌に、自治体や商店からの『猿撃退求人広 [続きを読む]
怨念・呪い 飼い犬が絶対に何かを感じ取っていた 2018年12月31日 nuesoku 風呂で思い出した。 2ヶ月前にあった話なんだけど・・・。 家を立て替えるために、借家に住んでいたんです、2月前まで。 そこの借家は結構人の出入りが激しくて、なぜか長期間居着く人が居ないんだけど、建てている家から近いからそ [続きを読む]
怨念・呪い 犬神憑きの一族 2018年12月31日 nuesoku 俺、四国の凄い田舎に住んでて、子供の頃から知り合いの漁師さんから聞いた話。 たまにその漁師さんと沖に伝馬船だしてもらって釣りに行く。 いつものように竿だしてると、その人が「お前足どしたん?」と。 見てみると丸く赤く腫れて [続きを読む]