カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

新選組に喧嘩を売った結果

新撰組VS相撲取り。 酔っぱらった新撰組と相撲取りの集団が町でばったり遭遇。 互いに道を譲れ、譲らないと口論になり、当時の局長芹沢鴨が相撲取りを峰打ちですっ飛ばす。 そこで一度別れた両者でしたが、怒った力士たちは仲間50 [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

未来へのお別れメッセージ

中3の11月ごろに火事で亡くなっちゃった友達がいるんだけど、火事のあとその子がその時のクラスメイト一人一人に向けて一言ずつお別れのメッセージをつづったノートが見つかったのが不思議だったなぁ。 みんなに「今までありがとう! [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

それは『もじな』の罠だった

まだ車の数も少なく、道もほとんど整備されていない戦前。 足腰の悪い両親の代理で、親戚の結婚披露宴にに出席する為に小学生低学年だった叔母は、足の届かない大きな自転車を押して親戚の家に行ったそうです。 道中、山をひとつ越える [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

人の顔は美味い

知り合いの話。 彼の祖父はかつて猟師をしていたという。 遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。 「山に入ってると、色々と自給自足しなきゃならない時もある。でもな、何が食えて何が食えないかってのは、しっかと押 [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

写真屋は変態中の変態だった

師匠から聞いた話だ。 大学2回生の秋の終わりだった。 僕は1人で小さなマンションの前に立っていた。 繁華街から少し離れたところにある、古くてみすぼらしいマンションだ。 ここには、『写真屋』と呼ばれる、天野という男が住んで [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

焼き芋を食べたかった親子

木枯らしが吹く季節になると、今から15年程前に焼き芋屋のバイトをしていた頃を思い出す。 軽トラックにスピーカーつけて「やきいも~」ってやつね。 夜の20時位に一軒家の並ぶ団地を流していた。 緩やかな下り坂のはるか先、10 [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

誰も宮司になりたがらない神社

先日、以前勤めていた職場の同僚と再会した。 わたしの前職場は神社だ。 同僚は神主。 よもやま話をしているうちに、ある神主の話題が出た。 その人は大きな神社の宮司を十数年来務めてきた人で、些細なことは気に留めないタイプの、 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

茸が○○を喰らう

知り合いの話。 持ち山の手入れをしていると、不気味な物を見つけた。 太い椚の幹、その下の方に座椅子のような物があって、茶色の人形が腰掛けている。 近よってよく見ることにした。 座椅子ではなくて、大きな平べったい茸のようだ [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

死を知らせてくれる猫

とあるアパートで聞いた話。 そこは市街中心部にある、忘れられたような路地の、忘れられたようなアパートだった。 建物も年季が入っていたが入居者も古株ばかりで、「建物が崩れるのが先か、自分たちが死ぬのが先か」と、笑いのネタに [続きを読む]